銀河鉄道

2019年10月15日

皆さんは銀河鉄道の夜という作品をご存知でしょうか?

読んだことがなくとも名前は聞いたことあるという人も多いのではないでしょうか。

宮沢賢治さんの童話作品で、それ以降いろいろな人に影響を与えてきたとても面白い作品になっています。

僕も数年前、文庫本で読みました。

同じ本の中に「よだかの星」という作品があったのですが、そちらも面白かったのでぜひ一度見てみてください。


僕は読書が好きです。小説に限らず、漫画や短編詩、歌集など広く浅く

暇さえあれば読むようにしています。

そうして人並みに本を読んでいれば、当然、依然読んだ本の内容を忘れてしまうことがあります。

あらすじを見れば「あ~そんな感じだったなあ」と思い出すこともあれば、

「あれ、そんな内容だっけ?」と記憶からすっぽりその部分だけ抜け落ちてしまったかのように

忘れていることもしばしば。


ただ、不思議なことにいつになっても忘れることが出来ない本や、その中に出てくるセリフ、

表現なんてものがあります。

いくつか例をあげると

「NARUTO」というマンガに出てくるとあるキャラクターが自分の過去を克服し、

敵のような存在であった父に

「お前は愛されていた」

と言われるシーンがあります。

他には谷川俊太郎さんの「二十億光年の孤独」という詩や

それこそ「銀河鉄道の夜」等あります。

言い出すとキリがないので気になった方はまた、いつかの機会にお話ししましょう。


本題です。一つ、少し時間をかけて考えてみてください。

何か好きな作品を通して自分の中に刻み込まれたフレーズってありませんか?

ふとした瞬間、頭をよぎるセリフ。

本当にしんどい時に、僅かな頼りの綱になる言葉。


僕は普段歌詞を書くときに、知らぬ間に宇宙や銀河といった類の言葉を使ってしまいます。

色々理由はあると思いますが、恐らく上記のような作品が好きで

無自覚のうちにそれを自分なりに表現したいと思っているのかもしれません。

そうやって出来た曲が沢山あり、僕らを僕らとして存在させてくれます。


直接自分を助けてはくれませんが、日々送る生活の隙間にとても小さい花が咲くかのような。

ほんの少し、人生に彩りを加えてくれるもの。


もしかしたら、貴方の作品に出てくる何気ない言葉が誰かにとっての糧になるかもしれません。

そうして影響を受けた誰かが、また次の誰かへと。

言葉のループとは不思議なものです。


少し長くなってしまいました。

書くのも疲れてきましたし、読むのも疲れちゃいますよね。

上手くは纏められませんでしたが、なんとなく言いたいことは伝わったでしょうか。


そういえば僕の家は駅から少し離れているのですが、何故が汽笛の音が聞こえた気がします。


はてさて、こんなことを想っているから本当に現れちゃったのでしょうか。

困ったなあ。切符は買ってないんですけど、乗せてもらえるのかなあ。




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