ユメグラ
お久しぶりです。みなさんお元気ですか?
僕は最近小説を書いています。
ここに載せているようなものではなく、がっつり10万字レベルの長いものです。
いつかみなさんの目に触れてもらえるように頑張っております。
それはそうと、早いものでもう12月になりましたね。
師走というくらいです。もうあっという間に今年も終わっていきそうです。
思い返せばこの1年は本当に色々ありました。
多分、僕という人生においてこの1年は1つ、ターニングポイントになった気がします。
話は変わりますが、みなさん「ユメグラ」というものをご存知でしょうか?
ある種のお伽噺か、都市伝説とでもいいましょうか。
夢ってみます?
寝てる時に見る方のやつです。
あれって不思議ですよね。
夢の中で見た景色、状況と全く同じようなものを現実でも体験したりとか。
そうですね、正夢と言われているものです。
逆に今まで全く行ったことのないような場所や、会ったことの無い人。
それこそファンタジーの世界に自分が入り込んでしまったような夢を見る時だってあります。
自分の経験値に存在しないものを、どうして寝ている時にだけ見れるんでしょうか?
これは例えばの話なんですが、自分では無い誰かが歩んできた人生を
映画のようにシーンで切り取って観ることができたら面白そうじゃないですか?
生まれてから死ぬまで。
「誰か」というタイトルの映画。
そのフィルムがたくさん保管されている場所があって、寝ている時に実はこっそりそこから
引っ張り出してきて映画鑑賞しているんです。
保管庫の名は「ユメグラ」。
夢の蔵。
どうです?面白そうじゃないですか?
ちなみに「ユメグラ」へ意図的に行く方法もあるのですが、ここではあえて書かないでおきます。
それを知ってしまってはユメグラへ入り浸ってしまい、自分が自分じゃなくなってしまうので。
・・・。
なんてそれっぽく言いました。
嘘です。本当は知りません。
正確には考えていませんでした。
実はこの「ユメグラ」という話は僕の作り話なんです。
作ったというか、この前みた夢の内容をそのまま文字に書き起こしただけです。
結構それっぽくないですか?自作にしてはなかなか面白い話だと自負しております。
僕、こうやって怖い話とか都市伝説とか自作するのが好きなんですけど、
ここまでしっくりくるものが出来たのは初めてです。
まるで自分じゃない誰かが作ったみたいな、変な感じがしてしまいます。
もしかすると、これは元々誰かのお話だったのかもしれませんね。
でも僕はこんな話誰からも聞いた覚えはないので、可能性があるとすると
どこかからこっそり引っ張り出してきちゃったのかも。
例えば・・・。
という作り話でした。